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さけます需給の推移(原魚換算なし)

2014年12月26日更新!

日本のさけます市場における需給状況や自給率に関する情報を、農林水産省や財務省の統計資料を基に集計し、下に図および表として掲載しています。
 

 さけます需給の推移(原魚換算なし)

 

さけます需給の推移(原魚換算なし)
資料:農林水産省「水産物流通統計」、水産庁「水産物流通調査」、農林水産省「漁業・養殖業生産統計」、財務省「貿易統計」
 

さけます需給表と自給率の推移(原魚換算なし) 単位:千トン

和暦年
(西暦年)

期首
在庫量
国内
生産量
輸入量 輸出量 国内消費
仕向量
自給率
S40(65)

 

149.2

1.8

0.4

150.6

99%

S41(66)

 

128.8

2.5

0.2

131.1

98%

S42(67)

 

151.5

1.5

0.0

153.0

99%

S43(68)

 

115.2

2.2

0.0

117.4

98%

S44(69)

 

143.3

8.4

0.0

151.7

94%

S45(70)

 

119.8

5.2

0.4

124.6

96%

S46(71)

 

141.9

5.7

0.4

147.2

96%

S47(72)

 

121.6

2.2

0.0

123.8

98%

S48(73)

 

139.0

15.2

0.2

154.0

90%

S49(74)

 

135.5

4.0

0.1

139.4

97%

S50(75)

 

166.3

6.8

1.4

171.7

97%

S51(76)

 

130.0

3.7

2.3

131.4

99%

S52(77)

 

120.2

19.3

0.4

139.1

86%

S53(78)

 

106.9

49.8

0.2

156.5

68%

S54(79)

 

137.9

54.7

1.4

191.2

72%

S55(80)

66.3

133.7

39.3

1.1

189.6

71%

S56(81)

48.7

159.8

71.8

0.4

212.6

75%

S57(82)

67.4

147.8

107.7

0.4

227.0

65%

S58(83)

95.6

172.9

99.2

0.4

276.6

63%

S59(84)

90.6

171.4

93.2

1.3

271.1

63%

S60(85)

82.9

221.5

116.0

0.5

296.2

75%

S61(86)

123.7

184.9

114.3

0.2

315.6

59%

S62(87)

107.2

181.5

110.7

1.8

313.8

58%

S63(88)

83.9

194.6

137.4

0.9

314.4

62%

H01(89)

105.7

225.2

154.3

0.3

366.3

61%

 期首在庫量は前年12月における月末現在の在庫量です。
資料:
農林水産省「水産物流通統計」 ,H22から水産庁「水産物流通調査」 .
農林水産省「漁業・養殖業生産統計」 .
財務省「貿易統計」 .
 

和暦年
(西暦年)

期首
在庫量
国内
生産量
輸入量 輸出量 国内消費
仕向量
自給率
H02(90)

118.6

262.7

175.9

0.9

435.7

60%

H03(91)

120.6

253.9

158.7

2.3

416.3

61%

H04(92)

114.5

215.0

183.4

0.7

396.9

54%

H05(93)

116.2

265.7

240.2

0.1

484.4

55%

H06(94)

138.7

283.9

256.6

7.3

518.0

55%

H07(95)

154.0

314.4

218.7

20.0

532.3

59%

H08(96)

132.9

349.2

239.9

37.2

552.3

63%

H09(97)

132.9

306.5

221.1

34.5

491.7

62%

H10(98)

134.7

246.4

235.0

13.9

471.6

52%

H11(99)

130.5

215.6

250.9

2.8

447.5

48%

H12(00)

146.7

206.8

245.1

5.1

463.4

45%

H13(01)

130.0

242.9

298.6

29.4

484.2

50%

H14(02)

158.0

254.1

296.4

34.1

511.3

50%

H15(03)

163.7

311.0

237.0

63.9

508.8

61%

H16(04)

138.1

287.9

275.4

61.4

495.7

58%

H17(05)

144.3

276.3

260.0

66.0

454.7

61%

H18(06)

160.0

258.7

237.9

66.5

433.9

60%

H19(07)

156.2

263.2

238.2

58.9

450.7

58%

H20(08)

148.2

203.4

247.8

45.1

422.9

48%

H21(09)

131.4

254.0

240.3

55.6

435.4

58%

H22(10)

120.6

207.9

235.2

65.2

387.1

54%

H23(11)

111.4

158.9

258.4

22.4

367.1

43%

H24(12)

139.2

157.5

288.7

21.6

430.1

37%

H25(13)

133.8

194.4

249.1

32.9

426.0

46%

H26(14)

118.3

         
在庫量 (冷蔵水産物流通調査)は平成22年に調査対象範囲が変更されています。

 統計資料について

統計資料において、国内生産量が魚一匹まるのままの重量なのに対し、輸入量輸出量期首在庫量では内蔵エラ抜き、頭切り落とし、塩蔵など様々な加工によって、元の魚より軽くなっています。

国内消費仕向量はこれらを差し引きして算出するので、本来は加工前の重量に換算(これを原魚換算といいます。)して計算したいのですが、換算率については決定版といえるようなものがありません。

このため、ここでは原魚換算を行わずに算出しています。また、期首在庫量、国内生産量、輸入量、輸出量の定義によっても、数値はかなり変わりますので、ご利用にあたっては計算方法の項にご注意いただくようお願いします。

ちなみに水産庁では、輸入量を原魚換算して平成25年におけるさけます類の国内生産量と輸入量の割合を試算していますが、これによると国内生産量は35.2%となっています(「図で見る日本の水産」21ページ.平成26年11月水産庁パンフレット)。 これに対して、原魚換算していない本表から計算した場合には43.8%となります。

 計算方法

計算方法は農林水産省「食料需給表」に倣っていますが、原魚換算は行っていません。
  • 国内消費仕向量:(期首在庫量-翌年の期首在庫量)+国内生産量+輸入量-輸出量
    (ただしS55まではデータがないので在庫増減を加味していません)
     
  • 自給率:国内生産量/国内消費仕向量×100(重量ベース)
     
  • 期首在庫量:冷蔵水産物「冷凍さけ・ます類」と「塩蔵さけ・ます類」の合計を、調査カバー率80%なので、0.8で除算。
  • 国内生産量:海面漁業「さけ・ます類」、海面養殖業「ぎんざけ」、内水面漁業「さく河性さけ・ます類」の合計。
  • 輸入量:生鮮冷蔵と冷凍のさけ・ます類の合計に、S63からH18までチリフィレを、H19以降は更にサケ科フィレを加算。
  • 輸出量:生鮮冷蔵と冷凍のさけ・ます類の合計。

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