北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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網走湖の研究特にプランクトン相に就て(第二報)

連番 26
L-NO 4-1
表題 網走湖の研究特にプランクトン相に就て(第二報)
著者 元田 茂・石田昭夫
発行年 1949
誌名 水産孵化場試験報告
巻(号) 4 (1)
1-9
索引 プランクトン相,橈脚類,枝角類,植物プランクトン,季節変化,網走湖,
要約 網走湖におけるプランクトン相の季節的消長を調べた.プランクトンは46種4変種がみつかったが,以前より汽水種が増加した.本湖の特徴は,Sinocalanus tenellus が周年主要な地位を占めることである.春には Cyclops strennus,夏から秋には Mesocyclops (= Thermocyclops) hyalinus が増加し,枝角類では夏期に Diaphanosoma brachyurum が大増殖し,その前後に Bosmina longirostris が多い.ワムシ類は冬に Synchaeta,その他の季節に Polyarthra triglaKeratella cochlearis などが多い.植物性プランクトンは解氷後 Asterionella zigagostellata が増加し,盛夏前に Aphanizomenon flosaquae の第一次増殖が起こり,盛夏に Synedra が大増殖する.秋には A. flosaquae が再び増殖する.
言語 In Japanese with English summary
入力者 SU

研究報告本文へのリンクpdf590KB

カウンター 最終更新日 : 2006/04/03