連番 | 80 |
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L-NO | 8-12 |
表題 | 鰊寄子に関する調査 (第二報) |
著者 | 田村 正・大久保正一 |
発行年 | 1953 |
誌名 | 孵化場試験報告 |
巻(号) | 8 (1/2) |
頁 | 95-107 |
索引 | 海産魚,ニシン,天然産卵,孵化率,利尻島, |
要約 | 利尻島鷲泊村では例年多量のニシン寄子が打上げられるが,1952年は極めて少く前年の7%にすぎなかった.1952年ニシン漁期の北海道全沿岸について寄子の調査をしたところ,7市町村20地点に打上げをみた.そのうち鷲泊村が最も多く他は極めて少量であった.寄子はニシン卵と共に海藻が混在するが,卵と海藻の割合は産卵状況や暴風または海藻の生育とも関係が深い.海岸で自然状態の下では日射のために48時間後には著しく孵化率が低下する.自然状態に放置された寄子も,波打際で常に湿潤な状態にあるときには6日後でも孵出した卵もあった. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | SU |
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最終更新日 :
2005/11/07