北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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北海道支笏湖に於ける動物プランクトンの垂直分布の季節的変化

連番 150
L-NO 13-8
表題 北海道支笏湖に於ける動物プランクトンの垂直分布の季節的変化
著者 黒萩 尚・佐々木正三
発行年 1959
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (13)
51-55
索引 動物プランクトン,橈脚類,枝角類,Daphnia longispina,Bosmina longirostris,Acanthodiaptomus pacificus,Scapholeberis mucronata,鉛直分布,季節変化,支笏湖,
要約 1955年3月より1956年8月にかけて支笏湖で主要動物プランクトン数種の日中鉛直分布を観察した.Daphnia longispina var. hyalina は,主として6-12月は深度50 m以浅に,3-4月には20または30-100 m層に分布し,最多層は6-10月は10-30 m層に,12-3月には20-40 m層に,4月頃には50 m層付近に出現した.Bosmina longirostris は,8月に主として深度40 m層以浅に分布し最多層は10-20 m層に出現した.Scapholeberis mucronata,Acanthodiaptomus pacificus および橈脚類ノープリウスは,いずれも大体春から秋にかけて20 m以浅に主として出現した.Synchaeta oblonga は,主として3月下旬には30-50 m層に,4月下旬には10-30 m層に,6-8月には40-60 m層に多く認められたが,4月下旬には75-100 m層に,6月下旬には100-150 m層にそれぞれ二次最多層が形成された.
言語 In Japanese with English summary
入力者 KM

研究報告本文へのリンクpdf351KB

カウンター 最終更新日 : 2006/01/16