北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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標津川に放流した北米産ギンザケについて 第2報

連番 273
L-NO 33-2
表題 標津川に放流した北米産ギンザケについて 第2報
著者 奈良和俊・清水 勝・奥川元一・松村幸三郎・梅田勝博
発行年 1979
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (33)
7-16
索引 ギンザケ,稚魚,幼魚,移殖,分散移動,成長,食性,生息場所,標津川,
要約 日本には自然分布しないギンザケを北米より移殖し標津川の支流に放流した.放流された稚魚のほとんどは放流点の下流側2-3 kmの範囲に分散した.河道が直線化され河畔林が伐採された支流では,夏季日射により水温が25℃を越えるため,ギンザケ幼魚は生残することができなかった.幼魚は夏から秋にかけて水生昆虫の幼虫を主に採餌した.ギンザケ幼魚の胃内容物は,同所的に生息するサクラマス幼魚のそれとほぼ同様であった.冬季に幼魚が卓越した生息場所は,川岸のくぼみや植生による覆いを有する渕であった.
言語 In Japanese with English summary
入力者 TS

研究報告本文へのリンクpdf465KB

カウンター 最終更新日 : 2006/03/31