連番 | 335 |
---|---|
L-NO | 43-7 |
表題 | サクラマス (Oncorhynchus masou) の交換移殖試験 2.地場産魚と移殖魚の降海移動と親魚回帰の比較 |
著者 | 真山 紘・野村哲一・大熊一正 |
発行年 | 1989 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (43) |
頁 | 99-113 |
索引 | サクラマス,スモルト放流,系群特性,移殖,降海時期,回帰率,斜里川,尻別川, |
要約 | 北海道オホーツク海沿岸の斜里川と日本海沿岸の尻別川の間でサクラマスの交換移殖放流試験を行った.移殖魚と地場魚は放流河川別にスモルト期まで同一条件で飼育した後に同時に河川放流した.2年にわたって反復した放流試験の結果,移殖魚の回帰率は地場魚に比べきわめて低く,特に河川では10分の1以下と低かった.その要因の一つとして,スモルト化時期の相違による不適環境域への降海移動も考えられたが,生活史全体を通しての遺伝的不適合の結果であることが示唆された. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | HM |
研究報告本文へのリンク850KB
最終更新日 : 2005/11/07