連番 | 342 |
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L-NO | 45-1 |
表題 | 支笏湖に生息する湖沼型ベニザケの個体群動態 |
著者 | 帰山雅秀 |
発行年 | 1991 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (45) |
頁 | 1-24 |
索引 | ベニザケ,ヒメマス,アメマス,エゾウグイ,イトヨ,生活史,成長,食性,個体群動態,種間関係,密度効果,環境収容力,支笏湖, |
要約 | 支笏湖のヒメマスの生活史と個体群動態を調べた.ヒメマス個体群のカタストロフィックな変動に際しては性比のアンバランス,生殖腺の異常や病気の大流行などの現象が伴う場合が多い.ヒメマスの生活史パターンは残留型と降海型に分けられ,個体群密度が高く,彼らの資源環境(餌や生息域)が悪化するほど降海型の出現割合が高い.降海型スモルトの年齢は3歳が卓越している.ヒメマスは他種と共存している場合が多いが,喰う喰われるの関係でアメマスとエゾウグイ,餌生物の競合関係でイトヨと競争関係がみられることもある.ヒメマスの個体群動態は密度効果を受け,その環境収容力は一定である. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | MK |
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最終更新日 : 2005/11/07