連番 | 42 |
---|---|
L-NO | 5-4 |
表題 | 網走湖の研究 燐酸塩その他の成層状態に就て |
著者 | 石田昭夫 |
発行年 | 1950 |
誌名 | 水産孵化場試験報告 |
巻(号) | 5 (2) |
頁 | 113-117 |
索引 | 水質,植物プランクトン,網走湖, |
要約 | 1949年春から1950年春にかけて,網走湖で過溶態燐酸塩,過マンガン酸カリ消費量,植物プランクトンを調べた.本湖の海水停滞層には,過溶態燐酸塩が相当量蓄積していた(底層水で7 mg/L).また,この層と表水層とは数メートルの層で遮られ直接触れていない.植物プランクトンは躍層に入るとともに急激に減少し,過マンガン酸カリ消費量は躍層付近で幾分増すが不規則でありかつその直下で最小値を示す.これは,変水層に入ると塩分濃度が急増するために沈降物質が停滞する前にコロイドの状況に変化し沈殿が早められることが一因と考えられる. |
言語 | In Japanese |
入力者 | KM |
研究報告本文へのリンク240KB
最終更新日 :
2006/04/03