北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

総目録目次へ戻る 前のデータ 次のデータ

北海道西海岸における春ニシンの天然産卵の観察 第4報 1956年春季の群来状況並びに天然産卵の外見的観察

連番 133
L-NO 11-17
表題 北海道西海岸における春ニシンの天然産卵の観察 第4報 1956年春季の群来状況並びに天然産卵の外見的観察
著者 大東信一・内山正昭
発行年 1956
誌名 孵化場試験報告
巻(号) (11)
181-202
索引 海産魚,ニシン,天然産卵,産卵場所,北海道日本海沿岸,
要約 1956年の春ニシン漁獲量は前年より更に著しい不漁に終り,天然産卵の海岸線延長は前年より増加したが,産卵規模は前年より増加しなかった.沿岸部では美国,古平,苫前,羽幌,初山別において群来が認められ,そのほか仙法志等利尻島方面の沖合や鬼鹿附近の沖合等で深部産卵の可能性があった.沿岸産卵場は,水深が5-50 mで,海底は岩盤,礫,或いは軟盤で海藻の繁茂するところが多いが,稀に砂泥地のあまり産卵床として適していない地点にも認められた.1956年発生のニシン稚魚は,天塩川口付近で認められたが,そのほかの地点では認められなかった.
言語 In Japanese with English summary
入力者 SU

研究報告本文へのリンクpdf1873KB

カウンター 最終更新日 : 2005/11/07