連番 | 134 |
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L-NO | 12-1 |
表題 | 十勝川支流メム川に於ける鮭の天然蕃殖 |
著者 | 佐野誠三・長沢有晃 |
発行年 | 1958 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (12) |
頁 | 1-19 |
索引 | サケ,親魚,天然産卵,産卵床,産卵行動,十勝川, |
要約 | サケの天然産卵を十勝川支流のメム川で観察した.調査期間中のメム川の水深は0.2-0.3 m,水温は7-9℃を示した.産卵床内の水温は,河川水温に比べ約1℃高かった.遡上親魚の産卵のピークは10月中下旬であった.遡上親魚の年齢組成は,観察した3年間で大きく変化した.雌の孕卵数は平均2,704粒で,高齢魚ほど多かった.1つの産卵床から浮上した稚魚数は,平均で2,247尾であった.雌親魚は卵を2-3箇所の産卵床に分けて産卵した.この間ペア雄が変わることはなかった.雌は1つの産卵床を作るのに1-2時間を要した. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | TS |
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最終更新日 : 2005/11/07