連番 | 163 |
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L-NO | 15-3 |
表題 | 北海道に於ける鮭稚魚の標識放流試験 昭和26年〜34年 |
著者 | 坂野栄市 |
発行年 | 1960 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (15) |
頁 | 17-38 |
索引 | サケ,親魚,標識,標識再捕,北海道, |
要約 | サケの回帰を調べるため,1951-1959年に北海道の5河川において,のべ8回稚魚の鰭切除による標識放流を行った.それらの北海道沿岸および河川における再捕結果をまとめた.沿岸における再捕結果から,サケは放流河川から地理的に狭い範囲で漁獲されることがわかった.また再捕率は,その放流群によって大きくばらつくことがわかった.鰭切除による標識の効果を判定するため,非標識魚の鰭の欠損を調べた.その結果,天然でも鰭の欠損は発生し,すべての体部分に及ぶことがわかった.鰭切除による標識再捕結果は個体別の情報としては利用できず,再捕魚の集団として評価されるべきである. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | MF |
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最終更新日 :
2005/11/07