連番 | 191 |
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L-NO | 19-6 |
表題 | 支笏湖の物理的ならびに化学的性質 |
著者 | 徳井利信 |
発行年 | 1965 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (19) |
頁 | 49-59 |
索引 | 水質,水温,支笏湖, |
要約 | 支笏湖は,北海道南西部にある広く深いカルデラ湖であり,ヒメマスが豊富である.表面水温は夏に最高20-21℃,冬に最低2-3℃を示し,底層水は一年を通して常に4℃以下である.深水層の溶存酸素量が,夏季に高くなることから,この湖は貧栄養湖に分類される.周年全層を通じて溶存酸素量はヒメマスの棲息に十分である.水質は適度に硬水でわずかにアルカリ性(pH 7.0-8.0)で,溶存態硝酸塩と燐酸塩の量は貧栄養湖の値を示している.しかし,ヒメマスが大豊漁であった1962年には溶存態燐酸塩が検出されなかった.銅,亜鉛と鉛の水中濃度はサケ科魚類に影響を与えるほどではなかった. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | KM |
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最終更新日 : 2006/03/31