連番 | 209 |
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L-NO | 21-4 |
表題 | サケOncorhynchus keta (Walbaum)の成熟期における代謝生理学的研究-II.産卵のために溯上するサケの赤血球沈降速度と血清蛋白量について |
著者 | 橋本 進 |
発行年 | 1967 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (21) |
頁 | 49-70 |
索引 | サケ,親魚,血清蛋白,赤血球沈降速度,成熟, |
要約 | 産卵回帰するサケ親魚の成熟にともなう生理状態の変化と環境条件の関係を,赤血球沈降速度と血清蛋白量から調べた.遡上時における親魚の血清蛋白量は,遡上後期のものほど多く,雌魚の値は遡上時期に関係なく雄魚に較べて多い.この血清蛋白量は遡上後のある時期まで増加する傾向にあるが,その後成熟にともなって減少し,その減少は雌魚において特に著しい.遡上時の雌魚の血清蛋白量にみられる特異な現象は,以後の減少に対する補償現象で,成熟にともなう血清蛋白量の減少は雌魚に特有の現象と考えられる. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | TN |
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最終更新日 : 2006/03/31