北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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サクラマス(Oncorhynchus masou (Brevoort))の生態研究(人工飼育及び標識放流)

連番 218
L-NO 23-1
表題 サクラマス(Oncorhynchus masou (Brevoort))の生態研究(人工飼育及び標識放流)
著者 佐野誠三・尾崎豈志
発行年 1969
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (23)
1-8
索引 サクラマス,幼魚,スモルト,飼育実験,相分化,性比,スモルト放流,遊楽部川,
要約 サクラマス幼魚の人工飼育を行い,降海型幼魚の出現割合,雌雄の比率,成長状況を調べ,生産された幼魚の一部を標識し遊楽部川へ放流した.ふ化後1年余りで出現した降海型の割合は43.8%となった.雌の比率は降海型幼魚で70.7%,河川型(残留型)幼魚で33.9%とそれぞれ偏りが生じた.降海型幼魚は大型の雌と中型の雄からなる傾向がみられた.淡水生活2年の雌は全数降海型に転じた.通算して全体の65.8%が降海型となり,34.2%が河川型となった.標識放流魚の再捕結果から幼魚期の回遊の一端が明らかとなった.
言語 In Japanese with English summary
入力者 HM

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カウンター 最終更新日 : 2006/03/31