436KB| 連番 | 261 |
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| L-NO | 31-4 |
| 表題 | 産卵溯上期サケ (Oncorhynchus keta) の体カロチノイド色素に関する生化学的研究−V．ヒメマス (O. nerka) の産卵成熟過程におけるカロチノイドの挙動 |
| 著者 | 北原 直･斉藤 要 |
| 発行年 | 1977 |
| 誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
| 巻(号) | (31) |
| 頁 | 29-36 |
| 索引 | ヒメマス，親魚，成熟，カロチノイド， |
| 要約 | ヒメマスの成熟過程におけるカロチノイドの挙動をサケと比較した．未熟，成熟の両期共にヒメマスにおける含量がサケより多かったが，成熟過程の表皮，筋肉，卵巣における量的変化は，両者共ほぼ同様の傾向を示した．筋肉カロチノイドの組成はAstaxanthin， Zeaxanthin，Lutein から成り，これらは成熟に伴って減少し，Astaxanthinの減少が特徴的であった．卵巣はカロチノイドの組成では筋肉と同様であったが，成熟に伴う変化では見掛上量的に減少したが，その絶対量では増加した．カロチノイド成分の変化では，Astaxanthin の比率が増加し，Lutein 系は減少傾向にあった．表皮カロチノイドは，Astaxanthin， Zeaxanthin，Lutein， Flavoxanthinより成り，成熟に伴って量的に増加し，Astaxanthin の増加が特に顕著で，Lutein 系は比率では減少の傾向を示したが，その絶対量では約2倍程増加した． |
| 言語 | In Japanese with English summary |
| 入力者 | TN |
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最終更新日 :
2006/03/31