連番 | 283 |
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L-NO | 35-1 |
表題 | サケ Oncorhynchus keta (Walbaum) の成熟期における代謝生理学的研究−IV.溶存酸素計による蓄養サケの行動ならびに活力の解析 |
著者 | 橋本 進 |
発行年 | 1981 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (35) |
頁 | 1-8 |
索引 | サケ,親魚,親魚蓄養,親魚蓄養環境,溶存酸素, |
要約 | 蓄養池注排水の酸素量を連続測定し,記録上に現われた波の変動と波形の比較から,蓄養サケ親魚の池における行動を解析した.蓄養池内のサケは夜間,用水の酸素が高濃度レベルで上昇する時に活力がためられ,上流への遡上行動および池内での特徴的な移動運動を行う.用水における酸素量の高レベルへの増加は,遡上行動の引き金となる.この現象は,高濃度レベルで増加中の酸素に対するある種の走性の為に起き,蓄養技術に新しい問題を提供するものと考えられる.稼働中の蓄養池における追加収容量を,溶存酸素量から換算する場合は,採水法と酸素濃度の測定に特別な注意が必要であろう. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | TN |
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最終更新日 :
2006/03/31