北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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MEP剤スミチオンの魚毒性に及ぼす温度の影響と温度順化

連番 313
L-NO 39-5
表題 MEP剤スミチオンの魚毒性に及ぼす温度の影響と温度順化
著者 橋本 進
発行年 1985
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (39)
113-123
索引 ニジマス,温度順化,毒性,水温,スミチオン,
要約 耐温性強化処理したニジマス稚魚を用いて,魚毒性におよぼす温度の影響をMEP系殺虫剤スミチオンについて検討した.ニジマス稚魚の温度上昇に対する順応性は,健康状態および履歴に影響されやすく,11℃から20℃への順応は,3週間の準備飼育および酸素条件が93%飽和以上で耐熱処理した時可能であった.ニジマス稚魚のスミチオンに対する感受性は,温度の上昇により増加し,24時間TLM値は,水温7.7-20.6℃のとき12.8-42.4 ppmであった.冷水魚が棲息する河川の多い北海道では,夏期に温度が上昇する地域への薬剤の散布は,河川への誤散布による事故が起こらないように特別な注意が必要である.
言語 In Japanese
入力者 TN

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カウンター 最終更新日 : 2005/11/07