北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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越冬前の秋季に放流されたサクラマス Oncorhynchus masou 標識魚のスモルト降海と親魚としての回帰

連番 324
L-NO 42-2
表題 越冬前の秋季に放流されたサクラマス Oncorhynchus masou 標識魚のスモルト降海と親魚としての回帰
著者 真山 紘・野村哲一・大熊一正
発行年 1988
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (42)
21-36
索引 サクラマス,幼魚,親魚,増殖技術,秋季放流,越冬,回帰率,朱太川,尻別川,
要約 河川内の限られた生産力のもとで降海型幼魚を大量に生産する手法の一つとして,未分化サクラマス幼魚を越冬期前の秋季に放流する試験を尻別川支流目名川と朱太川で行った.回帰魚の体サイズは天然魚と有意差がないこと,比較的高い回帰率の得られることが確かめられた.放流に際しては,水温が10℃から5℃に低下する時期に,尾叉長9 cmを越えるサイズの放流が効果的と考えられた.稚魚期の放流に適しない川でも良好な越冬環境を備えた河川では秋季放流に利用可能である.
言語 In Japanese with English summary
入力者 HM

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カウンター 最終更新日 : 2006/01/16