連番 | 338 |
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L-NO | 44-2 |
表題 | 鉤頭虫の寄生状況から推察した放流サクラマスの河川生活 |
著者 | 真山 紘 |
発行年 | 1990 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (44) |
頁 | 11-21 |
索引 | サクラマス,幼魚,淡水生活,分散移動,越冬,寄生虫,鉤頭虫類,Acanthocephalus sp.,生物指標,尻別川, |
要約 | 尻別川支流目名川に放流されたサクラマス稚魚に寄生する鉤頭虫 Acanthocephalus sp. を生物指標として,サクラマス幼魚の生活を推察した.7月の寄生率の地点差から,稚魚は放流直後に広範囲に分散移動するものの,その後の移動は狭いと考えられた.しかし,越冬後に寄生率が高まることから,中間宿主の生息に適した緩やかな流れのところでの越冬が示唆された.また,小型魚ほど相対的に高い寄生を受けていることから,体サイズによる摂餌場の違いが類推された.また,長期飼育魚は自然界への順応力の低いことも確かめられた. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | HM |
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最終更新日 : 2005/11/07