連番 | 235 |
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L-NO | 26-2 |
表題 | 遊楽部川並びに噴火湾におけるサケ・マス調査 1.サケの再生産の現況について |
著者 | 小林哲夫・阿部進一 |
発行年 | 1972 |
誌名 | 北海道さけ・ますふ化場研究報告 |
巻(号) | (26) |
頁 | 11-21 |
索引 | サケ,稚魚,親魚,資源量,再生産,最大維持生産量,移殖,遊楽部川,噴火湾, |
要約 | 噴火湾のサケの再生産の現状を調べるため,既存の資料を分析した.噴火湾でのサケ資源量は1950年頃から減少した.同時に沿岸域での漁獲量の増加に伴い,遊楽部川での捕獲量は減少した.1953年以降には頻繁に遊楽部川に移殖が行われ,移殖卵由来の稚魚が放流量の90%に達する年級群もあり,遊楽部川固有の系統群が消滅する危険がある.放流数と回帰数との関係はリッカー型再生産曲線に適合した.この両者の関係から移殖方法に問題があった年級群を除外すると最大維持生産量が増加することより,稚魚生産や放流の技術改善により回帰率が向上することが予測された. |
言語 | In Japanese with English summary |
入力者 | MF |
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最終更新日 : 2006/03/31