北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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サケ稚魚降海期における姉別川の水生動物相について

連番 256
L-NO 30-3
表題 サケ稚魚降海期における姉別川の水生動物相について
著者 真山 紘
発行年 1976
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (30)
55-73
索引 水生動物相,流下動物,泥炭地,姉別川,
要約 サケ稚魚降海期における餌生物条件を泥炭地河川の姉別川において検討した.流水量1立方米当たりの流下動物量は,上流点で0.86-24.19 mg,中流点で0.99-7.54 mg,下流点で0.10-5.20 mgで,砂礫底からなる上流域で多く,砂泥底からなる中下流域で少なかった.上流域で生産された水生昆虫は,中下流域に適切な着床基盤がないため流下を繰り返していることが知られ,上流域の環境保全と沿川の植物相の保護により生物生産性の低い泥炭地河川もサケ稚魚の成育場として有効であると考えられた.
言語 In Japanese with English summary
入力者 HM

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カウンター 最終更新日 : 2006/03/31