北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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放流用サケ稚魚の飼育に関する研究-II.餌の堅さ,給餌の熟練度,回数,時刻及び用水の不足

連番 289
L-NO 36-2
表題 放流用サケ稚魚の飼育に関する研究-II.餌の堅さ,給餌の熟練度,回数,時刻及び用水の不足
著者 橋本 進
発行年 1982
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (36)
19-37
索引 サケ,稚魚,給餌方法,飼育環境,海水適応試験,魚病,
要約 給餌回数,所要時間,給餌時刻など飼育方法がサケ稚魚に与える影響を明らかにし,放流用稚魚の条件と疾病とのかかわりを検討した.人手による給餌が行われる場合の飼育成績は,飼育員の性格や熟練度などの人為的要素に影響され易い.人手による給餌でも,タイマーを用いて投与時の人為的要素を除去すると,餌料効率は著しく向上する.給餌の回数,所要時間,給餌時刻と餌料効率との関係については,日没前に投与した区に餌料係数の僅かな増加がみられた以外に差がなかった.日出を含めて日中に充分注意して給餌が行えば,1日1,2回の給餌で充分な成長が期待される.このためには,自動給餌器の使用が有用な手段となろう.
言語 In Japanese with English summary
入力者 TN

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カウンター 最終更新日 : 2005/11/07