北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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北日本のサクラマスにおける粘液胞子虫Myxobolus arcticusM. neurobiusの出現状況

連番 365
L-NO 49-5
表題 北日本のサクラマスにおける粘液胞子虫Myxobolus arcticusM. neurobiusの出現状況
著者 粟倉輝彦・長澤和也・浦和茂彦
発行年 1995
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (49)
35-40
索引 サクラマス,脊髄,延髄,寄生虫,粘液胞子虫類,Myxobolus arcticus, Myxobolus neurobius, 寄生率,生物標識,北海道,本州,
要約 北海道および本州北部の7河川に回帰したサクラマス親魚とオホーツク海,日本海および北太平洋の日本沿岸を回遊するサクラマスにおける粘液胞子虫Myxobolus arcticusM. neurobiusの寄生率を調べた.Myxobolus arcticusは主に本州の日本海沿岸河川に分布したが,M. neurobiusは北海道のオホーツク海と日本海沿岸河川のサクラマスに多かった.海洋で漁獲されたサクラマスにおける両種の寄生率は多様であり,日本沿岸を回遊するサクラマスは様々な河川を起源とする混合群により構成されると推定された.海洋でのこれら粘液胞子虫類2種の地理的および季節的出現傾向は,サクラマスが秋期にオホーツク海から日本海へ南下移動するという仮説を裏付けている.
言語 In English with Japanese summary
入力者 SU

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カウンター 最終更新日 : 2006/01/16