北海道さけ・ますふ化場研究報告 1-50号総目録データベース

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サケ初期生活期における耳石のアロメトリー関係を用いたバックカルキュレーション

連番 372
L-NO 50-3
表題 サケ初期生活期における耳石のアロメトリー関係を用いたバックカルキュレーション
著者 福若雅章
発行年 1996
誌名 北海道さけ・ますふ化場研究報告
巻(号) (50)
113-116
索引 サケ,幼稚魚,耳石,体成長,日輪,初期生活史,バック・カルキュレーション,
要約 サケ幼稚魚の個成長推定のため,耳石を用いたバック・カルキュレーションが可能か否かを判定するため,耳石の成長とその輪紋形成を調べた.扁平石はふ化時から観察されるようになった.ふ化時の平均全長と耳石長は,それぞれ19.5 mmと312 mmであった.仔魚期から幼魚期の間は,体長(L, mm)と耳石長(O, mm)の関係はアロメトリー式で表された:O = 0.312 + 0.0359*(L - 19.5)*0.790.蛍光物質を用いた標識実験から,耳石の輪紋形成は1日に1本であることが示された.以上の結果から,サケ幼魚の個成長は耳石形質から計算できることがわかった.
言語 In English with Japanese summary
入力者 MF

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カウンター 最終更新日 : 2005/11/07