さけますセンター北見事業所では、2010(平成22)年4月20日にカラフトマス稚魚の放流体験会を開催しました。
これは、北見市立南小学校の総合学習への協力の一環として、常呂川の自然環境と水産資源のことをより多く知ってもらうために、常呂漁業協同組合と共同で開催しているものです。
当日は朝10時半より、北海道北見市朝日町「香りゃんせ公園」常呂川河川敷にて、南小学校4年生約100名が集まり、当センターの職員から放流についての説明を受けた後、約1000尾のカラフトマスの稚魚を放流しました。
この日は曇り空で気温5℃と、とても寒い日でしたが、子供達は元気一杯で、中には足をベチャベチャに濡らしている子もいました。水温は6℃です。とっても冷たいのに子供達は元気!元気!!みんなで「来年、元気で常呂川に帰ってきてね」とお願いしました。
放流された体長約5cmの小さなカラフトマスは、来年の夏には40〜60cmにも大きくなって常呂川に帰ってきます。
放流体験を終えた子供達からは、「これからは川や海を大切にします」「もっとサケマスのことを知りたいと思います」といった感想が寄せられました。
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