NASREC:独立行政法人 水産総合研究センター さけますセンター
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2006 NPAFC国際ワークショップ

標記国際ワークショップ「さけ・ます類幼魚の海洋における生残戦略」が下記のとおり開催されますのでお知らせします。
詳細は添付した案内書(PDFファイル)あるいはNPAFCホームページ(http://www.npafc.org/)を参照ください.
講演申込の期限は来年1月末,最終プログラム案内送付は2月末,参加申し込みは3月末頃を予定しております.
主な対象は沿岸や海洋域のさけ・ます幼魚ですが,関連した研究もポスター発表等で受け付ける予定です.多数参加いただき,活発な研究発表,討論や国際交流が行われることを期待しております.
 

浦和茂彦(調査研究課,運営委員)

 

 

  • 主 催:North Pacific Anadromous Fish Commission (NPAFC)

  • 日 程:2006年4月26日(水)・27日(木)

  • 場 所:北海道大学 学術交流会館(札幌市北区北8条西5丁目)

  • テーマ:Second NPAFC International Workshop on Factors Affecting Production of Juvenile Salmon : Survival Strategy of Asian and North American Juvenile Salmon in the Ocean(さけ・ます類幼魚の生産に影響する要因に関する第2回NPAFC国際ワークショップ:アジア系および北米系さけ・ます類幼魚の海洋における生残戦略)

  • 趣 旨:さけ・ます類の生活史の中で,海洋生活開始直後の幼魚期は最も減耗が起きやすい時期である.幼魚の生残機構,初期加入量や摂餌成長などの解明は,さけ・ます類の資源変動メカニズムを理解し,適正な資源管理を行う上で必須である.幼魚が生息する沿岸環境は,地域により大きな違いがある.日本沿岸,オホーツク海,ベーリング海東西沿岸およびアラスカ湾沿岸などで幼魚を中心とした研究が精力的に行われ,新しい調査技術(大量耳石標識や音響トラッキングアレーなど)の導入などにより多くの知見が得られている.これらの成果について情報交換を行い理解を深めると共に,NPAFC科学計画におけるさけ・ます研究の将来を展望する.

  • トピックス:

    • 2001-2005年に行われたさけ・ます類幼魚研究の国別概要

    • さけ・ます類幼魚の季節的分布と移動

    • さけ・ます類幼魚の資源量と生残推定

    • 捕食者,寄生虫および病気・さけ・ます類幼魚の食物連鎖と成長変動

    • 基礎生産力とさけ・ます類の餌生物

    • 気候および気候変動がさけ・ます類幼魚に与える影響

    • さけ・ます類幼魚の海洋環境収容力

    • 回帰親魚量予測のためのさけ・ます幼魚の海洋資源量

    • パネルディスカッション:2006-2010年NPAFC科学計画下における将来研究

  • 講演申込期限:2006年1月31日(要旨を提出)

  • 参加申込期限:2006年3月末(予定)

  • 問い合わせ・申込先:
    NPAFC Secretariat
    Suite 502, 889 West Pender Street,
    Vancouver, B.C., V6C 3B2, Canada
    Tel: +1-604-775-5550, Fax: +1-604-775-5577
    E-mail secretariat@npafc.org
    http://www.npafc.org/