NASREC:独立行政法人 水産総合研究センター さけますセンター
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平成18年度さけますセンター運営会議

  • 日時 平成19年2月22日(木) 15:00〜17:00
  • 場所 さけますセンター会議室
  • 出席者所属機関及び人数
    • 外部委員 5名(代理1名)
    • 水研センター(本部)4名、(研究所)3名、(さけます)12名
議題等 結果の概要
(1)平成18年度さけますセンター事業報告について 野川業務推進部長より「平成18年度事業報告」を説明し、外部委員の意見、要望を聴取した。概要は以下のとおりである。
  1. 各種委託事業を実施して頂いているが、18年度の事業開始時期が遅れている。事業内容等について事前に調整し、早い時期から事業を開始して頂きたい(大畑委員)。
    (回答) 水研センター規程による事務手続きが不慣れであったためである。19年度からは事前に十分打合せし、早期の事業開始を図りたい(奈良業務推進課長)。
     
  2. 「さけの里ふれあい広場」の入場者数が減少しているがその点についてどのように考えているのか(座長)。
    (回答) 千歳事業所の施設整備工事が原因と考えられるが、広報活動の重要性に鑑み、展示物の充実等を図るため、現在、本部に予算要求している(奈良業務推進課長)。
     
  3. 研修委託事業を実施して頂いているが、19年度も継続してお願いしたい(嶋委員)
    (回答)依頼があるならば、さけますセンターでは受け入れる用意はある(浅井技術開発室長)。
     
  4. 19年度から北海道の民間増殖体制が変わり、捕獲採卵事業は各地区増殖団体が実施する。引き続き、親魚蓄養等で使用する施設貸付をお願いしたい。また、増殖体制の整備が遅れている地区増殖団体もあり、技術指導業務の受託も引き続きお願いしたい(大畑委員)。
    (回答)施設貸付、技術指導の依頼があった場合には、適切に対応する(白川業務管理課長、浅井技術開発室長)
(2)平成18年度さけますセンター小課題評価会議の結果について 奈良業務推進課長から、小課題評価会議の結果について説明した。
(3)さけますセンター等に対する要望について 養殖研究所札幌魚病診断・研修センターの野村センター長、東北区水産研究所及び日本海区水産研究所調査普及課の小村課長、清水課長から、それぞれの機関の業務内容の紹介を行ったのち、さけますセンター及び上記機関に対する要望等を聴取した。概要は以下のとおりである。
  1. 10年計画で進められた資源増大目的のふ化放流事業の移行が18年度で無事終了したが、技術移転が思ったとおりに進んでいない現状にある。さけますセンター職員の派遣を含め、引き続き、技術移転のための技術指導をお願いする(石井委員(代理))
    (回答)職員の派遣については、以前より要望を受けており、現在、前向きな検討を本部へお願いしている。いずれにせよ、技術指導の要望がある場合には対応する(野川業務推進部長)。
     
  2. 東北水研の調査普及課の設置により、岩手県のふ化放流事業の問題点も浮き彫りにされるなど、感謝している。また、輸出促進型の高度化事業で、岩手県のサケ資源回復が取り上げられており、採択されることを強く希望している。仮に不採択となった場合でも、岩手県の技術的な問題点の解消に向けた情報ネットワークづくりをお願いしたい(宮澤委員)。
    (回答)輸出促進型の高度化事業に応募した水産課題は3つあるが、現在、農林水産技術会議で書類審査しており、3月7日までには結果が判明する。書類審査を通過すると3月13日頃にプレゼンテーション審査の予定である(関さけます研究部長)。岩手県内の民間ふ化場への技術指導については、県の機関等と連携して対応する(小村調査普及課長)。