さけます関係研究開発等推進特別部会−さけます研究部会
議題等 |
結果の概要 |
1 平成21年度さけます関連調査研究計画 |
最近の研究情勢について、水産庁増殖推進部研究指導課から情報が提供された。平成21年度における参加9道県の10の試験研究機関のさけます関連調査研究計画について各機関から報告され、水産総合研究センターからは30課題の計画内容を一覧にして報告した。
また、各試験研究機関が行う平成21年度の標識放流計画について報告するとともに、計画内容を精査し標識魚再捕者に対して迅速な情報提供を行うことが確認された。 |
2 サケ資源変動要因の把握と今後の研究開発及びふ化放流研究発表 |
平成20年度のサケ来遊数減少を受け、その減少要因を解明するため、北海道大学、北海道立水産孵化場、岩手県水産技術センターと連携して取りまとめた結果を報告し、参加した機関との意見交換を行った。また、当面の対応策として、海況情報、特に、極沿岸域の水温データの共有化と迅速な公表のための道県試験研究機関等との連携の強化、海況の異変に対応したリスク分散型の稚魚放流の方向性を提案し了承された。 |
3 さけますモニタリングデータの共有化 |
各機関が収集するモニタリングデータに関し、データの共有化を進めていく重要性が高い項目リストについてのさけますセンターからの提案が了承され、今後、共有するデータのフォーマット、共有方法、利用規則等について、さけますセンターが中心となり検討を進めていくことが確認された。 |
4 その他 |
サクラマス分科会に関して、昨年の分科会以降の情勢が報告され、本年の分科会の開催に向けて、プロジェクト研究立ち上げの可能性について検討を進めていくことが確認された。 |